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カテゴリー別アーカイブ: 日記

第28回型枠工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社フジワラ、更新担当の中西です。

冬の型枠工事で気をつけているポイント ❄️🏗️

12月以降の型枠工事は、
寒さや天候への対応が欠かせない季節です。
低温や強風、霜などの影響は、
作業効率や安全性、施工精度に大きく関わってきます。

冬ならではのリスクを理解したうえで、
現場ごとに丁寧な対応を行っています。


冬の現場で特に注意していること ⚠️

冬場の型枠工事では、
次のような点に特に注意しています。

  • 足元の凍結や滑りへの対策

  • 強風時の資材転倒・落下防止

  • 霜や結露による作業環境の変化

安全に作業を進めるためには、
現場の状況を常に確認し、
無理をしない判断が重要になります。


資材管理と作業環境の整備 🧱🛠️

冬は、
型枠材や金物の管理も重要です。

  • 資材の保管場所の確認

  • 凍結や濡れによる影響の防止

  • 使用前の状態チェック

わずかな変化でも、
仕上がりや安全性に影響するため、
細かな確認を欠かしません。


作業員の体調管理も大切です 🧣💪

寒い時期は、
作業員の体調管理も重要なポイントです。

  • 防寒対策の徹底

  • こまめな休憩

  • 無理のない作業ペース

体調を崩してしまっては、
安全な作業はできません。
人の状態にも目を向けることが、
良い現場づくりにつながります。


コンクリート打設を見据えた段取り 📐✨

型枠工事は、
コンクリート打設へとつながる重要な工程です。

冬場は特に、

  • 気温を考慮した工程管理

  • 打設時期を見据えた準備

  • 精度を確保するための確認

といった段取りが欠かせません。

型枠の精度は、
次の工程や建物全体の品質に直結します。


冬でも品質を落とさないために 🔍🏗️

厳しい環境の中でも、
品質を落とさないためには、

  • 事前準備

  • 現場での的確な判断

  • 経験を生かした対応

が必要です。


安全と精度を守るのが、型枠業者の責任 🏗️🍀

型枠は、
完成後には見えなくなる部分ですが、
建物の安全と品質を支える重要な仕事です。

冬という厳しい条件の中でも、
安全と精度を守り抜くことが、
私たち型枠業者の責任だと考えています。

これからも、
一つひとつの現場に真摯に向き合い、
丁寧な型枠工事を積み重ねていきます 😊

 

 

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第27回型枠工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社フジワラ、更新担当の中西です。

年末にあらためて感じる、型枠工事の重要性 🏗️📐

12月は、一年を締めくくる時期です。
これまで携わってきた現場を振り返る中で、
型枠工事の役割の大きさを改めて感じる季節でもあります。

建物が完成すると、
型枠はコンクリートの中に隠れ、
その姿を見ることはほとんどありません。
しかし、見えなくなるからこそ、
型枠工事は建物の根幹を支える重要な工程です。


型枠工事が、建物の「形」と「強さ」をつくる 🧱✨

コンクリート構造物は、
型枠の精度によって仕上がりが大きく左右されます

  • 建物の正確な寸法

  • 壁や柱の通り

  • 角の美しさ

  • 全体のバランス

これらはすべて、
型枠が正確に組まれてこそ実現します。

ほんのわずかなズレや歪みでも、
後工程に影響を与えたり、
耐久性や品質に関わることがあります ⚠️


「見えない部分」だからこそ、妥協しない 🔍

型枠工事は、
完成後には見えなくなる仕事です。
しかし、

  • 見えないから適当でいい

  • 分からないから問題ない

ということは決してありません。

むしろ、
見えない部分にこそ、丁寧さと正確さが求められます

現場では、

  • 図面の確認

  • 寸法のチェック

  • 組立精度の確認

  • 安全を意識した作業

一つひとつを確実に積み重ねています 🛠️


型枠工事は、後工程を支える仕事 🤝

型枠工事は、
コンクリート打設や仕上げ工事など、
すべての後工程の土台となる仕事です。

型枠がしっかりしていなければ、
どれだけ技術のある職人が集まっても、
良い建物は完成しません。

現場全体を支える責任のある仕事だからこそ、
常に緊張感と誇りを持って取り組んでいます 💪


年末に振り返る、仕事への想い 📅✨

一年を通して、
さまざまな現場に携わってきました。

無事にコンクリートが打ち上がり、
建物が形になっていく様子を見るたびに、
型枠工事の役割の大きさを実感します。

年末という節目に、
これまでの現場を振り返りながら、
この仕事の大切さとやりがいを改めて感じています。


これからも、基礎を支える仕事を 🏗️🍀

型枠工事は、
建物の安全と品質を支える仕事です。

これからも、
一つひとつの現場に真摯に向き合い、
見えない部分にこそ妥協しない仕事を
積み重ねていきます。

年末にあたり、
型枠工事の重要性を改めて胸に刻みながら、
次の現場へとつなげていきます 😊

 

 

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第26回型枠工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社フジワラ、更新担当の中西です。

 

11月の安全と信頼づくり

 

11月は、寒さと繁忙が重なり、事故やヒューマンエラーが増える時期です。
この月に最も大切なのは、“安全意識”と“チームの結束”
一人の油断が大きな事故につながるからこそ、仲間同士の声かけ・気配りが重要になります。


‍♂️1. ヒューマンエラーの7割は「焦り」から生まれる

工程が詰まるこの時期、焦りが最大の敵。
特に以下のようなケースに注意が必要です

  • クレーン吊り荷下での作業

  • サポート解体時の指挟み

  • 段差移動中の転倒

  • 夜間作業での照度不足

焦らず“1つの動作を確実に”。
11月は「安全最優先月間」として、班ごとにチェックシート運用を始めるのもおすすめです。✅


2. 寒さ対策=安全対策

寒くなると手足の感覚が鈍り、思わぬケガが増えます。

現場での寒冷対策ポイント:

  • 冷えた鉄骨・パネルに素手で触れない(手袋着用徹底)

  • 血行を良くするため、休憩中の温飲料摂取

  • カッパ内の汗冷え防止に吸湿速乾インナー

  • 朝礼時の軽いストレッチで体を温める

“体が動く状態”を保つことが、品質にも直結します。


3. 若手とベテランの連携を深める

冬の現場では、若手が体調を崩しやすく、ベテランは持病や疲労が出やすい。
だからこそ、「世代を超えた声かけ」が職場を支えます。

  • 若手:「道具の準備・片付けを率先」

  • ベテラン:「安全の見守り・段取り指導」

  • 職長:「感謝とねぎらいの言葉を忘れない」

チームとして“助け合う空気”が、安全にも品質にも表れます。


4. 年末に向けた信頼づくり

11月は、元請けや発注者との信頼関係を強める最後のチャンスでもあります。

  • 工期遵守+安全管理報告の徹底

  • 現場清掃・整理整頓で“見える品質”を示す

  • 朝礼・報告会で前向きな姿勢を共有

「丁寧で安全な型枠屋」と認識されることで、来期の受注にもつながります。


まとめ

11月は、冷え込みと繁忙で“現場力”が試される月。
安全・チームワーク・信頼、この3つを高めることで、年末を笑顔で迎えられます。
型枠工事はチームの仕事。仲間を信じ、声を掛け合いながら、最後まで美しく現場を仕上げましょう。

 


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第25回型枠工事雑学講座

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型枠の品質管理と耐久性アップ

 

型枠工事は“組立てる仕事”であると同時に、“守る仕事”でもあります。
11月は、現場稼働が高まる一方で、資材の劣化や破損が増えやすい時期。
冬を迎える前に、型枠パネル・金物・サポート類を見直すことが、長期的コスト削減にもつながります。


1. 型枠パネルの点検項目

点検箇所 チェック内容 対策
コンパネ表面 剥離剤のムラ・塗装剥がれ 再塗布 or 交換
桟木・根太 反り・割れ・ねじれ 交換 or 乾燥補正
金物 変形・サビ グリス塗布・交換
パネル角部 欠け・段差 エポキシ補修 or カット修正
接合ビス ゆるみ・折損 定期締付・交換

特に11月は湿度が下がるため、木製パネルが乾燥して反りやすい
保管時は水平に重ね、日射を避けた環境で保つことが重要です。


2. 金物・サポート類の整備

パイプサポートや型枠金物は、現場の生命線。
以下の項目は冬前に必ず点検を。

  • ナット・ピン部のグリスアップ

  • ボルトネジ山のサビ落とし

  • クランプ・単管の曲がり点検

  • 保管時は立てずに横置き、倒壊防止柵を設ける

こうした日々の積み重ねが、事故防止にも直結します。


3. 剥離剤の管理も品質を左右する

寒くなると、剥離剤の粘度が上がり、塗布ムラが出やすくなります。
→ スプレーガンのノズル詰まり、過剰塗布による「型枠焼き付き」注意。

11月以降は低温用剥離剤を使用し、保管も室内に切り替えましょう。


4. 型枠保管ヤードの整理整頓

年末に向けてヤードが混雑するため、今のうちに在庫・整備済み・廃棄予定を分類。

  • “来期持ち越し用”と“今期で終わる現場用”を分けて保管

  • 撤去資材の積みすぎ注意(崩落防止柵を設ける)

  • フォークリフト搬出ルートの安全確保

整備ヤードを整えることは、次現場のスタートスピードを高める最短ルートです。


まとめ

型枠資材は“現場の財産”。
11月の点検・整備・整理で、冬を安全に乗り切り、次の現場へつなげましょう。
「型枠を守る=現場を守る」——それが職人の矜持です。

 


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第24回型枠工事雑学講座

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年度後半の繁忙期

 

11月。公共・民間問わず、年度後半の現場がピークを迎える時期です。
「年内にここまで」「年末までに打設まで持っていきたい」——
そんな声が現場に響く季節。
型枠職人たちにとっては、スピードと精度を両立させる腕の見せ所です。


⚙️1. 工期短縮=型枠の段取り力

限られた人員・短い日照時間の中で進める11月現場。
生産性を上げる鍵は「段取り」にあります。

段取りの3原則:

  1. 図面読み込み(開口・逃げ・芯ズレの事前確認)

  2. 資材搬入と配置(クレーン・フォークリフトとの調整)

  3. 組立順序と分担の明確化(誰がどこまでやるか)

特にこの時期は、日没が早く照明が必須
照明計画を怠ると、午後4時以降の作業効率が一気に落ちます。
照明位置の工夫ひとつで「1日あたり30分の作業短縮」が可能です。


2. 効率化のカギは「仮設資材の整理」

繁忙期は、材料置き場が乱れやすい。
しかし整理整頓は単なる美化ではなく、労災防止と工程短縮の要です。

整理整頓のポイント

  • 型枠パネルはサイズ別・使用頻度別に区分

  • 釘・ボルト・サポートは「作業単位」ごとにセット化

  • 残材はその日のうちに廃棄 or まとめ保管

  • 通路確保でクレーン作業もスムーズに

現場でありがちな「資材探しのロス」は、1日10分でも月で換算すれば数時間分のムダ。
“探さない現場”が強い現場です。


3. 年末までの「型枠脱型→仕上げ」ラッシュに備える

11月〜12月前半は、構造体の仕上げ工程に突入する現場が多くなります。
つまり、型枠業者にとっては脱型→清掃→再利用→次現場のサイクルが一気に早まる時期。

  • 脱型材の破損チェック

  • パネル角部の欠け補修

  • コンパネ再塗装(剥離防止)

  • パイプサポートのねじ部グリスアップ

整備済み型枠を常に“次に使える状態”で管理することで、年末繁忙を乗り切れます。


4. 職人のメンタルケアも大切

11月は寒さと忙しさが重なり、ミスや疲労が増える時期。
班長・職長は「声かけ」と「休憩タイミングの見極め」を意識しましょう。

  • 「焦るより丁寧に」「安全第一」を口癖に

  • 寒冷による指の動き鈍化に注意

  • 夜間作業では交代制・短時間集中を徹底

「ケガをしない」「事故を起こさない」ことが、最大の生産性アップです。


まとめ

11月は、工期・寒さ・安全――すべてが重なる最も忙しい時期。
その中で現場を支えるのは、段取り・整理・チームの連携
今年もあと少し、焦らず確実に、最高の仕上がりで年を越しましょう。

 


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第23回型枠工事雑学講座

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型枠精度とコンクリート管理

 

秋も深まり、朝晩の冷え込みが一気に増す11月。
現場に立つ型枠職人にとって、この時期は**「気温との戦い」**が始まる季節でもあります。
気温が下がると、コンクリートの硬化速度や膨張・収縮挙動が変化し、型枠の組立精度や脱型タイミングに直接影響を与えます。

今日は、そんな11月ならではの「気温変化と型枠管理」について、現場視点で深く掘り下げます。‍♀️


️1. 11月の気象条件と現場のリスク

11月の平均気温は10〜15℃前後(地域差あり)。
この温度帯は、夏季施工と比べてコンクリートの初期強度発現が遅くなる時期です。
つまり「昨日までの感覚で脱型したらまだ固まっていなかった」というミスが起きやすい。

【主なリスク】

  • 打設後の温度降下→表面乾燥ひび割れ

  • 夜間冷え込み→初期凍結(5℃以下で危険)

  • 脱型時の角欠け・面はがれ

これらを防ぐには、温度・湿度・養生時間の管理を徹底する必要があります。


2. 型枠工事における“11月仕様”の施工ポイント

① 型枠材料の保温管理

木製型枠やコンパネは、朝露や湿気で吸水します。
吸水したまま打設を行うと、表面仕上がりに「ムラ」「剥離」「気泡」が発生。
前日夜から養生シートで覆い、朝一で乾拭き確認。

② 型枠脱型タイミング

気温10℃では、一般的に**24時間で強度発現が夏の70〜80%**程度。
→ 脱型は早くても翌日午後、できれば打設後30時間以上確保が望ましい。

③ コンクリート温度管理

打設時温度を15℃以上に保つのが理想。
冬期が近い地域では、打設時に温水練り・保温シート養生も検討すべき。

④ 風と乾燥対策

11月は乾燥風が強い季節。
風速2m以上では、型枠内部の水分が急速に奪われます。
→ 打設直後はシート・保温マット・湿潤養生で乾燥を防ぐ。


3. 寸法精度を保つ“気温補正の考え方”

コンクリートは温度によって収縮・膨張します。
その影響を考慮して、型枠を“わずかに補正して組む”のがプロの技。

状況 対応
10℃以下の朝打設 収縮を考慮して+1〜2mm余裕を持たせる
昼と夜の温度差10℃以上 収縮クラック対策で目地部に緩衝スペースを設ける
型枠パネル接合部 金物締めすぎ注意。温度差で膨張→割れリスク

冬前のこの時期は、職人の「経験」が数字より信頼できる瞬間。
だからこそ、班長・職長レベルでの“現場判断力”が品質を決めます。


4. 11月の安全管理チェック

冷え込む時期は、手足のかじかみ・滑落・資材凍結など、物理的リスクも増えます。

  • 足場の霜・朝露による滑り事故

  • 凍ったコンパネの取り扱いでのケガ

  • 暗い時間帯の照明不足

  • 防寒具による動作制限・視界不良

安全朝礼では「冬用手袋・滑り止め靴・ヘッドライト点灯」の3点を徹底しましょう。


まとめ

11月は“寒さの始まり”であり、“精度の試される月”でもあります。
気温管理・養生・安全対策——どれも地味ですが、品質と信頼の根幹です。

型枠の美しさは、見えない努力の積み重ね
職人の手が震えるほどの冷気の中でも、ピシッと決まる面仕上がりこそが、現場の誇りです。

 


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第22回型枠工事雑学講座

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1️⃣ 図面を“優先順位”で読む
型枠は設計意図の実体化。したがって図面の読み方は、単に寸法を拾う行為ではなく、どの情報を優先するかの判断です。基本の優先順位は次のとおり。 1. 構造図の基準(通り芯・GL・スラブレベル・打継ぎ位置)
2. 意匠図の仕上げ基準(見付・見切り・割付・アール)
3. 設備図の貫通・インサート・スリーブ位置
4. 施工計画書(型枠支保工計画・搬入計画)
→ 矛盾は必ず起きる前提で、職長は「どの基準に寄せるか」を最初に宣言しておくのが肝。

 

2️⃣ 墨出しの準備(測量・基準確立)
• 一次基準:ゼネ側基準点(BM)・通り芯の受領確認。受領書式に“誰から・どこで・何を”明記。
• 二次基準:各階で増設BM(柱・壁に釘+ペイント)、仮BMは原則使い捨て。
• 機器:オートレベル/トランシット/レーザー。気泡管ゼロ点・気温順応(10〜15分)をルール化。
• 誤差源:脚頭の沈み、三脚の緩み、受光器のオフセット、温度伸縮(鋼尺は日向NG)。

 

3️⃣ 墨出しの手順(基本)
1. 通り芯を確定:外周で“□”を閉じ、対角長で整合(差は±3mm以内が目安)。
2. レベル墨:GL=±0の基準を壁/柱に複数箇所。階ごとに+1,000mmの見やすい基準も併記。
3. 型枠外面ライン:コンクリート躯体寸法から面材厚・見切り材厚を差し引き。
4. 開口・スリーブ・インサート:施工図の“5点合わせ”(中心・下端・高さ・見付・ピッチ)を現地に変換。
5. 写真記録:スケール・通り表示・レベル墨・指示書を同一画角で。

 

4️⃣ 応用——階段・R壁・斜め壁の墨
• 階段:基準段(1段目)を“踏面先端”基準で描く。蹴上げ補正(仕上げ厚・塗床)を忘れない。
• R壁:芯半径→型枠外面半径へ補正。分割角度=パネル有効幅/円周で割付。
• 斜め壁:傾斜角θの鉛直投影を先に決め、セパの直交性が崩れないよう治具を用意。

 

5️⃣ 墨出し台帳(再現性の鍵)
• 項目:日付/階/通り/基準点/BM高/使用器材/気温/担当/確認者/誤差補正。
• ルール:“測る人”と“書く人”を分ける、昼休み/打設後に再測、消える墨は即保護。

 

6️⃣ 失敗→是正の定石
• 通り芯ズレ:両端で±5mm以上ならどちらに寄せるか監督と即決。芯ズレ吸収のため二重枠。
• レベル段差:天端化粧部は±3mm以内、非化粧は±5mm以内を目安。天端型枠の押さえを増し。
• 開口位置違い:型枠内から見える化(赤スプレー・タグ)。前日/当日でダブルチェック。

 

7️⃣ 明日から使えるチェックリスト✅
☐ 通り芯は対角寸法で照合したか
☐ レベル墨は複数の壁/柱に残したか
☐ 仕上げ厚・見切り材厚の差し引きは反映済みか
☐ 階段は踏面先端基準で描いたか
☐ 開口・スリーブの5点合わせを現場共有したか
☐ 写真は根拠が写る角度で撮影したか

 

 

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第21回型枠工事雑学講座

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1️⃣ なぜ側圧を読むのか
打設中のコンクリートは流体+粒体。単位体積重量γ(おおむね23kN/m³)と高さh、打設速度v、温度T、スランプSが側圧に影響します。読み違い=はらみ・漏れ・倒壊に直結。📊

 

2️⃣ 基本イメージ(簡易)
• 静水圧モデル:p ≒ γ × h(kPa)。例:h=3.0m → p≒23×3=69kPa。
• 実務では打設速度が遅いほど内部の“見掛け粘性”が上がり、圧力は低下。逆に高速打設+高スランプ+低温は圧力が高めに出やすい。
• 安全側に読むのが原則。📐

 

3️⃣ 設計の要点(壁・柱)
• セパピッチ:水平/縦の間隔を圧力・面材厚・根太剛性で決定。開口周りは1サイズ密に。
• 補強リブ:荷重の“逃げ道”。コーナー・T字・L字は外控え+内当て木で剛性UP。
• 柱型枠:梁スリーブや添え筋で“偏荷重”が出やすい。四隅の締結均等化が肝。
• 打設計画:層ごとの止め位置(“止め梁・止め壁”)を決め、バイブ挿入パターンを共有。

 

4️⃣ スラブ・梁・支保工
• たわみ:許容たわみ(L/500など)を目安に根太ピッチ・大引間隔を設定。
• 再支保(リショアリング):解体後の荷重再配分を計算に入れる。解体→再支保→次打設のタクトを。
• 柱頭・梁下:荷重集中に“受け広げ”の当て板を標準化。🧱

 

5️⃣ 施工中の合図を読む👀
• 鳴き音/きしみ:締結不足のサイン。すぐ増し締め。
• 微小な漏れ:大きな漏れの前兆。速やかに目止め+控え増設。
• 面の振動波:過振動。バイブ停止→位置変更。

 

6️⃣ 打設速度・スランプ・温度の合わせ技🧪
• 高スランプ(流動性高)+低温(硬化遅い)+高速打設=最大圧力に近づく。
• 暑中は逆で側圧が下がりやすいが、打継ぎ・コールドジョイントのリスク増。→タクト短縮+増員で対応。

 

7️⃣ 数字を“現場語”に翻訳する🗣️
• “この壁は3mだから70kPa級。セパは@450→@300に、開口周りは@250で。”のように、数式→ピッチと金物の指示に落とすのが職長の仕事。
• 写真管理は、セパピッチと増し控えの“根拠”が写る角度で。📸

 

8️⃣ 即使える簡易手順✅
1) 高さ・打設速度・スランプ・温度を当日朝に再確認。
2) セパピッチ/補強を“高側圧想定”で指示。
3) 開口・コーナーは二重枠+外控え増しで先手。
4) 打設は対角・層状、バイブは短時間・多点。
5) サインを感じたら(鳴き・漏れ)即止め→是正。

 

9️⃣ まとめ
側圧は“想像力の学問”。数字を根拠に、現場の音・手触り・流れを読む。次回は図面と墨出しで、狂いを生まない前工程の作法を解説します。🧭

 

 

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第20回型枠工事雑学講座

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1️⃣ 合板(コンパネ)の基礎
• 厚みと支持間隔:12mm/15mm/18mm。支持間隔を詰めるほど反り・たわみは減るが手間増。仕上げ重視なら厚め+支持過密が鉄則。
• 表面:フィルム面(メラミン/フェノール)→離型性○・打放し○。木口の防水処理で寿命が大きく変わる。
• 等級/JAS:節・色ムラ・表面平滑性。打放しや化粧面は上位等級を選定。

 

2️⃣ 鋼製/アルミ型枠
• 強み:寸法安定・繰返し転用◎・面精度◎。Pコン跡/目地の計画と意匠調整が肝。
• 弱み:初期投資・重量・仮設荷重。クレーン段取りと保管スペース計画必須。
• 使い分け:外周壁・共用部=鋼製/アルミ、複雑意匠=木製カスタム。

 

3️⃣ セパレーター/フォームタイ(Pコン)
• 機能:対向する型枠の間隔保持+耐圧。
• 種類:スリーブ式/コーン式/一体式。仕上げ(打放し・防水)や撤去性で選ぶ。
• ピッチ:打設速度/コンクリート温度/スランプで圧力が変動。安全率を見込む。
• 開口周り:増しセパと補強リブで“はらみ”を抑制。

 

4️⃣ 支保工・サポート・クランプ類
• パイプサポート:許容荷重と座屈長。伸ばし切り厳禁、短いものを組み合わせて剛性UP。
• 単管/クランプ:盛り替え時は対角ラチェット増し締めが基本。
• 根太/大引:荷重伝達の“道”。荷重集中箇所(柱脚・梁下)にあて木+受け広げ。

 

5️⃣ 離型剤(剥離剤)
• 油性/水性/ハイブリッド:仕上げ・環境・季節で選ぶ。塗り過ぎ=色ムラ・はじきの原因。霧吹き塗布+拭き上げをルール化。

 

6️⃣ 金物・消耗品
• 番線は太さとねじり回数で保持力が激変。ねじりすぎは金属疲労。
• くさびは再使用で痩せる。定期交換+刻印で寿命管理。
• パッキン/気密テープは開口・打継ぎの漏れ止めの生命線。

 

7️⃣ 調達と保管のコツ
• 転用設計:図面段階で“何回使うか”を決めると、等級・厚み・表面処理が自動的に決まる。
• 保管:端面シール+養生フィルム+水平保管。立て掛けは反りの温床。
• 清掃:解体後即清掃→離型剤薄塗り→次工程への“即時回転”が寿命を伸ばす。

 

8️⃣ 失敗あるあると回避策‍♂️→✅
• 安物買いの銭失い:仕上げ面でやり直し→原価爆死。→化粧面は上位材+試験打ち。
• 離型剤ダレ:ムラ・はじき。→薄塗り・二度塗り禁止・拭き上げ。
• セパ短すぎ:締め代不足→はらみ。→支給長さ+カラーで即識別。

 

9️⃣ まとめ
材料は“投資”。寿命×手直し削減×美観で総合最適を。次回はコンクリート圧力と型枠強度の勘所を、数式と現場感覚の橋渡しで解説します。

 

 

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第19回型枠工事雑学講座

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1️⃣ 型枠工事のミッション
コンクリートという“流れる材料”を、設計者の意図どおりの形・寸法・表面品質に“翻訳”するのが型枠工事の使命です。翻訳が甘いと、はらみ・漏れ・豆板・寸法誤差・通りの狂い・レイタンス跡・ジャンカなど、躯体の品質と工期・原価に深刻な影響が出ます。型枠は単なる一時的な器ではなく、構造体の精度と美観、さらには建物の寿命まで左右する“影の主役”。ゆえに、段取り・納まり・安全・原価の四輪を噛み合わせる現場力が要求されます。💡

 

2️⃣ 全体フローと関係者
• 設計→施工計画(型枠支保工計画書・工程・タクト)→資材手配→地組/現場組→墨出し→組立→チェック→コンクリート打設→養生→解体→清掃・転用→次サイクル♻️
• 関係者は、型枠/鉄筋/設備/電気/ポンプ/生コン/監督/検査が主。取り合いの調停役は多くの場合、型枠職長。“開口・スリーブ・インサート・打継ぎ位置・目地・Pコン位置”は、最小の打ち合わせ漏れが最大の手戻りに化けます。🤝

 

3️⃣ 型枠の基本機能(3つの視点)
• 形状付与:図面どおりの形・寸法・面を作る(意匠・機能)
• 耐圧:打設時の側圧・振動・衝撃に耐える(構造)
• 作業基盤:足場・通路・手摺・工具置きなど作業性(安全) この3つのバランスが崩れると、どこかで帳尻合わせが起き、事故や不具合の温床になります。⚖️

 

4️⃣ 現場のKPIと管理軸
• 出来形:通り/レベル/寸法/面の平滑さ・色ムラ
• 生産性:m²/人日、1スパン当たりのサイクル日数
• 転用回数:合板・鋼製枠・セパ・支保工の寿命
• 安全:KY実施率・是正数・腰痛/挟まれゼロ
• 原価:材料歩留まり、手待ち削減、打設リードタイム⏱️

 

5️⃣ 失敗はどこから来る?——“3つのズレ”
1) 図面と現場のズレ(開口・段差・目地、配筋や設備と干渉)

2) 計画と実行のズレ(段取り・人員・資材・クレーン手配)

3) 時間と品質のズレ(打設速度・温度・スランプに対する耐圧余裕不足)
→ 対策:初期に“5点合わせ”(打継ぎ・開口・インサート・Pコン・目地)を合意、干渉はBIM/型板展開で見える化、当日変更に備えて“代替案”と余裕材(予備セパ・補強材)を標準装備。🧭

 

6️⃣ 明日から使えるチェックリスト✅
☐ 型枠支保工計画書は“図・根拠・責任者”がセットか?
☐ 壁・柱のセパピッチは打設速度/スランプ/温度を踏まえたか?
☐ 開口周りは二重枠・補強・躯体目地と整合?
☐ 通り芯・レベルは“他工種基準”と合わせたか?
☐ 離型剤は材料と仕上げに適合、塗布量は規定内?
☐ 先行足場・手摺は作業半径と搬入動線に合致?
☐ 写真管理は“根拠が残る角度”で撮る段取り?📸

 

7️⃣ よくある不具合と即効リカバリ🛠️
• はらみ/漏れ:開口・継手にパッキン/目止め。内側に当て木+外側控え増設。
• 通り狂い:基準通り芯から再測量、クサビ解放→再緊結。
• 豆板/ジャンカ:開口下端に逃げ穴、打設姿勢/バイブ入れ替え、打継ぎ計画の見直し。

 

8️⃣ まとめ
型枠は“段取り8割”。手戻りをゼロに近づけるのは、前工程での対話と見える化。次回は、現場で迷いやすい材料・資材の良し悪しの見極めを深掘りします。🔍

 

 

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