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皆さんこんにちは!
株式会社フジワラ、更新担当の中西です。
年度後半の繁忙期
11月。公共・民間問わず、年度後半の現場がピークを迎える時期です。
「年内にここまで」「年末までに打設まで持っていきたい」——
そんな声が現場に響く季節。
型枠職人たちにとっては、スピードと精度を両立させる腕の見せ所です。
限られた人員・短い日照時間の中で進める11月現場。
生産性を上げる鍵は「段取り」にあります。
段取りの3原則:
図面読み込み(開口・逃げ・芯ズレの事前確認)
資材搬入と配置(クレーン・フォークリフトとの調整)
組立順序と分担の明確化(誰がどこまでやるか)
特にこの時期は、日没が早く照明が必須。
照明計画を怠ると、午後4時以降の作業効率が一気に落ちます。
照明位置の工夫ひとつで「1日あたり30分の作業短縮」が可能です。
繁忙期は、材料置き場が乱れやすい。
しかし整理整頓は単なる美化ではなく、労災防止と工程短縮の要です。
整理整頓のポイント
型枠パネルはサイズ別・使用頻度別に区分
釘・ボルト・サポートは「作業単位」ごとにセット化
残材はその日のうちに廃棄 or まとめ保管
通路確保でクレーン作業もスムーズに
現場でありがちな「資材探しのロス」は、1日10分でも月で換算すれば数時間分のムダ。
“探さない現場”が強い現場です。
11月〜12月前半は、構造体の仕上げ工程に突入する現場が多くなります。
つまり、型枠業者にとっては脱型→清掃→再利用→次現場のサイクルが一気に早まる時期。
脱型材の破損チェック
パネル角部の欠け補修
コンパネ再塗装(剥離防止)
パイプサポートのねじ部グリスアップ
整備済み型枠を常に“次に使える状態”で管理することで、年末繁忙を乗り切れます。
11月は寒さと忙しさが重なり、ミスや疲労が増える時期。
班長・職長は「声かけ」と「休憩タイミングの見極め」を意識しましょう。
「焦るより丁寧に」「安全第一」を口癖に
寒冷による指の動き鈍化に注意
夜間作業では交代制・短時間集中を徹底
「ケガをしない」「事故を起こさない」ことが、最大の生産性アップです。
11月は、工期・寒さ・安全――すべてが重なる最も忙しい時期。
その中で現場を支えるのは、段取り・整理・チームの連携。
今年もあと少し、焦らず確実に、最高の仕上がりで年を越しましょう。
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